【はじめに】

このHPでは、今迄あなたが気づかなかった人生の法則「もとはこちら」(全部自分が創り主)ということを、
色々な実例を通して、分りやすく説明していきます。
単純明解なこの法則を、あなたも自分の人生にあてはめてみて下さい。遠い遠い過去からの自分の姿を眺めることができるでしょう。
また、「なぜ今自分がそれを体験しているか」ということも、納得できる筈です。
そして「これからどうすれば良いか」ということも、この法則によってはっきりと示し出されます。
「もとはこちら」という人生の法則をしっかり学び、身につけて下さい。
毎日の生活の中で、この法則を使って下さい。
使えば使うほど、大きな満足感、大きな喜び、大きな幸せが押し寄せてくるはずです。
そしていつの日か、永遠無限の自分の生命に出会える時が来るでしょう。
人生の法則「もとはこちら」を知ることで、幸せも不幸せも、すべては自分が作り出していたという事を悟るでしょう。






【略 歴】

平井謙次(ひらい けんじ)/昭和9年〜平成17年
和歌山県湯浅町生まれ。

中学2年生の時、リュウマチ熱に罹患、重度の後遺症である心臓弁膜症を併発。
以降、3度の心臓手術を行なうも、生涯を心臓病とともに暮らす。
30才頃より断食・座禅・ヨガ・食養など東洋的な思想に学び、
国際総合ヨガ日本協会理事・同関西連合会副会長などを歴任。
太陽ヨガアシュラムを主宰。

昭和46年、二葉産業設立。
昭和53年、太陽保育園開設。
昭和58年、断食を発端とした勉強会をスタート。

※平成4年12月のNHK教育テレビ「こころの時代」出演を皮切りに
NHKテレビ・ラジオに多数出演。朝日新聞「人」にも登場。

太陽保育園生家






【もとはこちら】

「もとこちら」とは「もとはこちら」の略です。そして「もとはこちら」の「もと」とは原因という意味で、「こちら」とは「自分」という意味です。ですから「もとはこちら」とは「原因は自分にある」という意味です。すべての現象(結果)は原因と縁によって生じ、又滅します。その生滅し見え隠れする姿の事を「結果 」というのです。
この事を分りやすくする為、一つの簡単な例をあげてみましょう。
例えば、お寺のつり鐘とたゝき棒である撞木(しゅもく)。そしてそこから出る音です。この場合 つり鐘自身の事を原因とした時には、撞木は縁となります。原因であるつり鐘と縁である撞木が当たった時、それに応じた音(結果)が生み出されます。原因となるものに縁が重なって結果が現われるのです。
ところで原因となるつり鐘には、もともと色いろな音色(結果 )が隠されています。
縁によってその一つ一つの音(結果)が出て来ます。鳴っているつり鐘の音、即ち結果 のもとである原因は、つり鐘自身にあるのです。
そのことを言いかえれば、その結果の原因となるものは、もともと自分に隠され持っていたということになり、このことを「もとはこちら」と言うのです。
たゞ我々人間の場合は、このつり鐘の例のように簡単な物理的な要素だけではなく、小智才覚を越えたいろいろな事柄が複雑微妙に絡まり合って働らいてくるので、つり鐘の例のように単純には解明できませんが、その原理原則はつり鐘の例と全く一緒です。この様に自分の身辺に現われてきた事(結果)は、すべて自分自身が内在に持っていた原因となるものに縁が働いて出て来た事(結果 )なのです。
 
ですからその結果が、好む事であろうが好まざる事であろうが、又予測できる事であろうが不測の事であろうが、或いは能動的にした事であろうが受動的にされた事であろうが、全部自分自身が意識的、無意識的の別なく招いた事であります。
 
ですからこの地球上を選んだのも、「今」という時代を選んだのも、父母を選んだのも、子を選んだのも、兄弟姉妹や配偶者を選び、今の立場を選んだのも…生死の時期を選ぶのもすべての事において今の私の人生を選んだのは結局のところ、私自身の内在智の働きによるものです。
その結果だけではなく、その縁を呼んだのも、結局は自分です。すべて「もとはこちら」なのです。

これらの事が理解でき「もとはこちら」を実践した人は、その実践した程度に応じた安定した幸福が現われて来ます。「もとはこちら」の精神は信仰の初歩であり原点であると考えます。どんな素晴らしい宗教を信仰されていても、この「もとはこちら」の精神を理解し実践できなければ、本当の信仰の道に入ったとは言えない筈です。

「もとはそちら」言い換えれば相手に原因があるという考え方、即ち相手の非を攻め自分は正しいというような考え方 生き方は、短絡的に見れば至極楽ではありますが、その前提では決して幸福にはなれません。「もとはそちら」と言えるのは神仏や聖人のみです。

幼くて至らない我々人間には決して言える言葉ではない筈です。もしその言葉を使い、そういう道理に反した生き方を実践すれば不幸を招き、衝突が起き窮屈になり、行きづまって平安を失います。「もとはそちら」と言える資格のある神仏や聖人でさえ決してそうは言わず、「全人類がこんなに不幸なのは自分が至らないせいであり、すべて自分の責任である」とその考え方を宇宙的にまで拡げ、何もかも一切の責任を「もとはこちら」と受けとめて下さっているのです。

我々凡夫は せめて自分の身辺に現われて来る事柄に対してだけでも「もとはこちら」、その責任は自分にある、という精神を徹底したいものです。

なお結果はそれ自身には何の力もなく、消失消散する姿であります。この力のない結果を如何にとらえ判断するかによって、将来に向かっての方向性が決まります。すべての事柄を、自分がより向上し、勉強する為に起きて来たことと肯定的に受けとめ、その結果を教材として生かす方向に考えることが大切です。

「もとはこちら」の発想からの考え方はどんな結果も全部プラスになり、「もとはそちら」の考え方は全部マイナスの方向に作用するのです。







【書 籍】
「太陽を食べる子供たち」
出版:オフィス・コカワ
価格:950円(税込)
「結局は自分」
出版:致知出版社
価格:1470円(税込)
「もとはこちら」
出版:致知出版社
※絶版
「自己を生かす道」
出版:致知出版社
価格:1500円(税込)
「あっ、そうか!」
出版:致知出版社
価格:1600円(税込)
「政経文化時評」No.268
発行:
和歌山県政経文化懇話会
頒価:950円(税込)

日めくり格言カレンダー
(リニューアル・寸評付き)
500円(税込

「新版・もとはこちら」(上・下巻)1セット
出版:もとはこちら会出版部
セット価格:1,000円(税込

遺稿集&講義録 「ん」1セット(上・下巻)
出版:もとはこちら会出版部
セット価格:1,700円(税込)
「もとはこちら」
インターネット版
ホームページ上に掲載していたものを、ネットの外からでも見て頂けるよう冊子形式にしたものです。ご希望の方お一人様一冊に限り、無料で進呈いたします。
書籍のお求めはメールでお願いします。
(※別途送料がかかります。※住所、お電話番号の記入もお願いいたします。)
e-mail :cocawa@skyblue.ocn.ne.jp

もとはこちら会事務局
〒641-0006 和歌山市中島74-36(印刷工房オフィス・コカワ内) FAX 073-476-5785




リンク

太陽保育園http://www.taiyo-hoikuen.net

正食協会 http://www.macrobiotic.gr.jp

致知出版社 http://www.chichi.co.jp

季刊誌「み・ち」 http://www.book-michi.com/


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